バラ目 バラ科 モモ(Prunus persica)の一品種


蟠桃(ばんとう)のイラスト。
モモの品種のひとつであり、中国原産。
日本ではあまり見かけないがその歴史は古く、西遊記において孫悟空が蟠桃を食べたシーンが書かれていたりする。
モモ自体が縁起のいいもの、魔を退けるものとして扱われている植物だが、特にこの蟠桃は不老不死の仙果とされている。
通常のモモを上下に押しつぶしたような不思議な形状をしており、海外ではフラットピーチやドーナツピーチなどとも呼ばれている。
漢字で表した際の「蟠」も、曲がる・とぐろを巻くなどゆがんだ形の意味をもつ。
果肉がかなりしっかりしており、密な食感。
トロトロ系のみずみずしいモモが好きな人には不向きだが、ガリガリ系・硬めのモモが好きな人にはたまらない。
また、蟠桃の中にもいくつか品種があり、通常のモモ同様白い果肉のものや黄色い果肉のものがある。
独特の形状故、くぼんだ中央部に雨水がたまるとそこから腐敗してしまうなど、雨の多い場所で大規模に栽培するのは非常に労力がかかるらしく、日本では高級フルーツの扱いで限られた季節に少量が流通するのみである。
一方ヨーロッパなど海外ではかなりポピュラーな存在で、他の様々な品種のモモとともに小売店の店頭に安価で並んでいる。
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