有爪動物門 カギムシ目 (Onychophora)

カギムシのイラスト。
軟体動物でもなく、ムカデでもない、脚がいっぱいのふわふわ柔らかい摩訶不思議生物。
発見当初はナメクジの一種と考えられていたが、実際のところは節足動物と緩歩動物(クマムシ)に近縁の生き物で、有爪動物という分類に属する。
この3つをまとめて汎節足動物と呼ぶ。
カギムシは5億年前から今の姿をしているといわれており、すでに絶滅してしまった、汎節足動物たちの祖先である葉足動物(ハルキゲニアとか)の形質を色濃く残す。
なお、現生するのはこの陸生カギムシの仲間のみ。
長い身体でのそのそと歩くが、獲物の小型昆虫を見つけると口の両側にある粘液腺から粘性の高い体液を水鉄砲のように飛ばして狩りをする。
なんとなく昭和の怪獣みがあってかわいいのでぜひ動画で見てみてほしい。
2007年には某日本を代表するアニメ映画のキャラクターを連想させるということで、「トトロ」と名付けられた新種がいる。
ただ、長い身体やブツブツの表皮、狩りの仕方に変化はないので、それらが苦手な人にとってはきついビジュアルである。
なお、海外では表皮がビロードのようにふわふわしていることから「ベルベットワーム」とも呼ばれており、ペットとして飼育する人もいるとか。
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