コアラ(骨格)

コアラ科 コアラ属 Phascolarctos cinereus

全身骨格
全身骨格(線画)

コアラの全身骨格のイラスト。
オーストラリアを代表する動物のひとつで、カンガルーと同じくお腹に袋(育児嚢)がある有袋類。
骨格を見てみると、骨盤の前方にその袋を支えるための骨があるのが特徴。

頭骨は有袋類特有の丸っこさがあり、骨になっても比較的かわいらしい。
まるで大きなネズミと見紛うような大きな前歯(切歯)が特徴で、上の前歯は大きいものが2本と小さいものが4本の計6本、下の前歯は大きいものが2本だけあり、特に下の前歯の形は他の有袋類(カンガルーやフクロギツネなど)にも特有の何とも言えない形をしている。
コアラはユーカリの葉を食べることで有名だが、葉をすりつぶせるようにちゃんと奥歯もある。

体重はせいぜい6~12㎏程度であり、全身骨格もかなりこじんまりとしたものになる。
ほとんどを樹上で過ごすがゆえに、枝につかまるための四肢が発達し、まるでヒトや霊長類のような長い指を持つことが改めてわかる。
一方、胴体は毛や肉がなくなると一気に貧弱…というかコンパクトな印象になる。

言わずもがな飼育が難しい(いろんな意味で)動物なため、有名な割になかなかお目にかかれることは少ないが、かつて飼育されていた施設や博物館にはこの骨格がひっそりと置いてあることがある。
そんな状況でも、大体の人はキャプションを見ずともすぐ何の動物かわかることだろう(木に登ったポージングが大半なので)。

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