キーウィ目 キーウィ科 キーウィ


キーウィの骨格のイラスト。
ニュージーランドに生息するキーウィは飛べない鳥の一種で、小柄でずんぐりとした体に長いくちばしが特徴的である。
その姿が似ていることから、果物のキウイの名前の由来ともなった。
なお、この鳥自体の名前は「キーウィ、キーウィ」と聞こえる鳴き声からつけられたとされている。
飛べないので翼は退化しとても小さくなっているが、代わりに地を走って移動するための脚は発達している。実際走るのも結構早いらしい。
長い嘴は採餌器であるだけでなく敏感な感覚器でもあり、地中に差し込んでミミズや小動物を捕らえている。(つまりこんな愛らしい見た目をしながらがっつり肉食である。)
先にも述べたようにキーウィは飛べない鳥の仲間であり、分類上は古顎類(ほか走鳥類や平胸類ともいう)、つまり広く見ればダチョウやエミューに近しい動物である。
このグループの鳥は他の飛べない鳥(キジ科のニワトリやペンギン科)とは異なり、胸の筋肉が付くための胸部の骨にある突起、竜骨突起がない。
また、グループ内のダチョウやエミューは最大級のサイズの卵を産むことで有名だが、なんとこのキーウィ、他より圧倒的に小さい身体(ダチョウの体重は100㎏以上にもなるがキーウィは3㎏未満)でありながら、エミューと同規模の卵を産む。
その大きさは重量割合でみれば体重の20%。
卵を作っている最中のメスの体内は、文字通り「卵を抱えている」状態でパンパンになるんだとか。
(再現した骨格標本の画像を見ると、その異様さが分かるはず。)
小さな身体に生き物の不思議がいっぱい詰まった鳥なのである。
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