


エミューの卵のイラスト。
ダチョウと同じく、飛べない代わりに地表を力強く駆けて暮らす鳥のなかまで、オーストラリアの草原に暮らしている。
卵を産み育てるのも草原で、卵の殻は草に紛れるような緑色をしている。
イメージとしては熟れていないアボカドやゴーヤのような色で、表面が少しぼこぼこしているのもあり、鳥の卵の中でも特に異様な雰囲気を放っているもののひとつ。
大きさもダチョウの卵に次ぐぐらい大きく、700gほどの重さがある。
中身はいたって普通で、割るとレモン色の黄身と透明な白身が出てくる。
ダチョウの卵と同様にエミューの卵も成分的に鶏卵と異なり、お菓子作りなどに向く。
単純に焼くだけ(目玉焼きとか)だと、全体的にプルンプルンの奇妙な仕上がりになるので不安になるが、普通に食べられる。
ちなみにエミューたちは冬の始まりくらいの気温&短くなった日照の時期に産卵期を迎える。
メスは何日もかけて複数の卵を産むが、後述の繁殖形態のこともあってか期間中10~30個も産む場合がある。
動物の繁殖において子育てや抱卵の主体となるのはメスの個体であることが多いが、エミューでは営巣、抱卵、育雛をオスが担っている。
そんな状況もあってか、オス1羽に対しメス複数羽が番うこともあるようだ。
オスは繁殖期が近づくと餌をたくさん食べ、数カ月に及ぶろくに飲み食いできない抱卵期間に備える。
孵化したらしたで育雛期間も2,3カ月続くのでなかなか大変である。
ただ、命がけで10個近くの巨大な卵を産むメスと、命がけで数カ月かけて子育てするオス、繁殖に対するリスクや労力はちょうどいい塩梅に分散されているような気もする。
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